JDDNトークセッション 2008
【2008年11月収録】
1. 2008シーズンキーパーソン
2. 2008シーズンのトリックムーブメント
3. 米国ディスクドッグ事情
4. ヨーロッパディスクドッグ事情
5. 2009シーズンディスクドッグシーン
付録:2009注目チーム
対 談
平井 寧(YH)/酒井 寛(HS)
1. 2008シーズンのキーパーソン
HS:今日はJDDNの2008シーズンを締めくくって色々、やちに話を聞きたいと思っています。よろしく。
YH:色々聞きたいのはこっちのほうです。よろしく。早速だけど、今シーズンを通してキー(核)となったプレーヤーは誰だったかな?
HS:秋ヶ瀬でDDCアリエルのエース円谷&モノが勝って、このチームの独走かなという感じだったけど、そのあとのアリエルチャンピオンシップで平井俊介&シャックの逆転優勝があって、今年の流れが一気に変わりましたね。
YH:同感。去年のUSDDNの活躍で、円谷&モノが熟してリードするかな?と思っていたけど、実際は俊介&シャックが、トスフェチ、フリーでまんべんなくポイントをとって初優勝した。あの時、不思議だったのは、各クラブの女性陣が一緒になって涙を浮かべていた事。クラブを超えてみんなが応援してくれるこういうプレーヤーが出てきたんだと印象的だった。
そうそう、今年の秋ヶ瀬では、2年前のDTCチャンプの小西&トアの開始数十秒でトアのケガによるリタイアだった。コイツ、ディスクドッグやめちゃうんじゃないかなと思ったよ。
|
|
HS:え!そんな、ひどい状態だったんですか?
YH:途中でプレーを中断したわけだからね、それも去年から何度かあって、立て直して今度こそ今度こそと参加して、やっぱりケガが出たわけだから。犬の欠陥に近いものなのか、それとも管理レベルのものなのか?その時点で一旦、小西&トアが消えた。
秋ヶ瀬とアリエルCSで2位になった松浦&パム。前半、調子よかった。実は、春にアメリカに僕と松浦と俊介の3人で行って、俊介だけがクオリファイできなかった。向こうで涙を流すところをアメリカの連中にも見られて慰められていた。
そんな悔しいシーズンの始まりだったけど、2008年、頭角を現していった。北海道で石川&チョウチャンに負けたり、ダブルトロフィーでまた、円谷&モノに負けたりでスランプがあったけどね。最終的には俊介を中心にJDDNが回っていったって感じ。その間に他のチームが追いかけてきたけど、そのたびに新しい事をやって周りを驚かせてきたね。
HS:今までと、全く違うタイプですよね。
YH:そうそう、新しいタイプだね。ゲームのたびに何か新しいことをやってくる鮮度勝負のルーチン。見ていて楽しい。これからまだまだうまくなれる要素を持っているのにもう勝ち始めている。危うく、世界チャンピオンになるところだった。(笑)
ここまで名前が出たのは、俊、Tsub-G(円谷),松浦、小西、他は・・・
HS:後半は伸びたのは木村&ナツですね。
YH:そうそう、途中まで停滞しているかなと思っていたけど。仕事上がりの投げ練、毎日300〜400本投げて、得意のスローにさらに磨きをかけた。最終的にはその努力が彼を成功に導いていった。
USDDNインターナショナルファイナリストまでいった。すごい成績だよ。
|